2018年09月03日

勝手にKDP本レビュー★61 Fanta miste「少女サイクロプス」

さてさて、某王木レディオが注目される中、なんとなく2日連続レビューいってみますか。こちらはひっそり。
というわけでFanta misteさんの「少女サイクロプス」。
これを読むきっかけは「金色天化」の類似作品がないか、とストアを漁ってた時だったような気がする。で購入して冒頭読んで「これなら被らない」と安心して積んでたんですね。
表紙の眼帯の子がモロ自作と被るんじゃないかと不安になったんですよ、確か。



内容はシンプルで、怪しげな組織「教会」で生み出された超人2人によるタイマンバトルもの。サイクロプスこと眼帯の少女サキちゃんが組織を抜けた弟分と戦うという感じ。
とにかく、ストーリーそのものを「バトルをいかに盛り上げるか」の舞台設定として割り切ってるのが潔いというか、少年マンガの読み切り作品っぽいですね。
ストーリーについて語るべきことは特にないですが、バトルそのものは心理描写が緻密でなかなかスリリングで面白かったっす。
個人的には、長編向きの題材かなとも思いますし、マンガにしたら面白そう。

それ以上に、こういう小説って好きなんですよね。セオリーとか気にせず好きものだけを全力で描き切る感じというか、こう作者の趣味が全力な感じは気持ちいいです。
セルパブって、そんなに息苦しく取り組んでいくものではなくて、好きなものを書いて発表すればいいやん、っていうか。

いや、でも長編化はして欲しい。この世界観でじっくり書いたものを読みたいぞなもし。
posted by ヤマダマコト at 19:15| Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

勝手にKDP本レビュー★60halom「8月32日」

「このセルパブ2019」も発表されたことだし、何かの参考になればとセルパブ本のレビューもちょっと頑張ってみるかもしれない。

今回はhalomさんの「8月32日」。
J-POPっぽいタイトルと爽やか表紙とは裏腹にSF短編でした。ていうかいつの間にかDLしてたんですよね。買った気もするし無料キャンペーンで落とした気もする。
まあいいや。ストーリー的には、「ある日、自我を持ったAIが人類に対してクーデターを起こす」的な、もうベッタベタな展開。この40年間でうんざりするほど見たヤツ。
ただ、そこから徐々に独自色が出てくるんですよ。VR系のネットゲームが出てきたりするのは、昔、スーファミとかメガドラとかPCEなんかのテレビゲーム全盛期のファミコン通信だったかヒッポンスーパーに載ってた渡辺浩弐の読み切りSF短編のノリで、しかも、なぜかAIが求めたのが「夏休み」。
そこから先の展開は割と予定調和というかひねりはないのですが、サイバー感がほとんどなくて、やけにサイダーに存在感があるひと夏のボーイミーツガールになってしまうという。

なんと言えばいいか、アフタヌーンの読み切りにありそうな感じもするし、そんな不思議な小説。すごく読みやすくて面白かった。爽やかだし。
個人的には、こういう肩肘張らずに読めるSF系エンタメは好きです。ラストもキレイだし。
もう少し終盤に一波乱あっても良いかもな、と思いつつ、こうVRやAIに対する捉え方の優しさが印象的でした。



この時期にぴったりかもなんで是非。
posted by ヤマダマコト at 13:53| Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月01日

このセルフパブリッシングがすごい!出るんだってね

9月ですね。セプテンバーですよセプテンバー。
まずは進捗。
年明けの長編のプロットがかなり早いペースで出来上がったので、すでに「ヤルダバオートの聖域」がフィニッシュに向かって着々と進んでいます。9月中旬には間に合いそう。数日後には、校正に入れそうです。
いろいろ迷ったんですがチャンスなら前倒しで攻めていこうと思いました。「山彦」や「金色天化」に勢いがある今を逃す手はないというか、4月の「宵闇天化」の勢いをもう一度、みたいな。シリーズじゃないから無理かもですが。



それはそうと、「このセルパブ2019」が始動したようです。ツイッター(@konoselpub)によると。
藤崎さんのとこのアレですね。概要は今更なんで略。
とりあえず、今回、私の作品のランクインについては辞退させていただこうと思っています。だから、投票する方は他の人の作品をガンガン応援してやってくださいと。
これはもう、あちらにも了承をいただいております。
今回の結果がどうなるか分かりませんが、枠を埋めてしまうのが申し訳ない感じがするのです。だったら、より多くの人に光が当たる方が良いだろうと。
私はすでに十分に美味しい思いをしている自覚もあるし、今更、そこまで目立つ必要もないし。
前回も少し迷ってたんですよ。初回のトップ時点で除外してくれても良かったくらいですし。
あと、「このセルパブ」の企画自体に未だに「内輪受け」というイメージがあるようなので、それを払拭したいんですよね。同じ人が何度も受賞するのは、奈良判定の団体みたいで良くないんじゃないかと。
そういった要因もあって、総合的に判断すると辞退した方が賢明ではないかと思いました。ですから、意識高いわけでもないし、自己犠牲的なものでもないです。健全な「このセルパブ」の盛り上がり、マーケットの盛り上がりこそが、何より私に利するという考えに基づくものです。
ていうか、どうせ、今回はランクインするような作品出してないので。それが何より。
勝ち逃げ?ああそうさ、悪いかい? 一発屋と呼ばれるのが一番傷付くお年頃じゃい!

ただ、ランクインは辞退するけれど、積極的に応援はしたいです。投票はするし、コラムも書くし、投票も呼びかけていきたいです。特に新規の人の勧誘とか。
急速に広がるセルパブ市場の中では、この無謀な企画を個人で続けていくのはとてもしんどいと思います。時の流れに抗うようなもので、これがずっと続くとは思いません。ただ、それでもニーズがあるのは間違いないし、どういう形であれ将来に繋がるものだと思うので協力は惜しまないつもりです。
とりあえず藤崎さん頑張れ、という気持ちでいっぱいです。サトウの切り餅くらいならいつでも差し入れする用意もあります。
まあ、そんな感じで。
ラベル:Amazon KDP 新作
posted by ヤマダマコト at 20:42| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする