2020年11月10日

新作「875」の話

とりあえず進捗。
次の短編集の初稿を書き終えました。思ったよりコンパクトだなあ、という感じです。3作品で4万字くらいという。いつも短編1作で2万字オーバーなんで意外というかなんというか。
何度もアナウンスした通り、テーマは昭和の都市伝説。全体としてKDPで最初にリリースした「団地のナナコさん」を少し意識しました。あれも「現代の怪談」がテーマだったし、初心に戻ってソリッドな文体や構成で書いてみたかったんですよね。「山彦」以降は厚塗りな文体が多かったし。

せっかくなんで各作品について紹介。

【875】表題作。「団地のナナコさん」のベースとなったケータイ小説の短編を別の方向で魔改造。いわゆる学校の怪談の典型である「トイレの花子さん」を再構築してみました。この手の怪談を小説に落とし込むとどうなるのか、的なイメージ。

【犬畜生な私】かつて某企画の時に思いついたアイデアを流用してみました。モチーフは「人面犬」。私が時々やらかす「趣味が悪い系」ホラー。

【月の虫送り】「ケサランパサラン」をモチーフにした作品。リミックスの「スターストーリーズ」にどことなく似ている気もしなくない。これは国道290号沿いの棚田を見ていたときに思いついたもので、雰囲気は悪くない、はず。

個人的にはどれも小粒ながら悪くない感じに仕上がったんじゃないかと思います。
値段は120円から150円で今月末か来月上旬にはリリースしたいです。これが今年最後になりそうです。
あと、表紙についてもラフが上がってきていて、とても良い感じです。
以上。
posted by ヤマダマコト at 23:56| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする