2015年02月19日

慇懃無礼なヤマダ氏、何も考えずに坂東眞砂子の伝奇ホラーを振り返る4★蛇鏡

新潟は雨です。関東は雪だそうですが新潟は山間部はヤバいみたいですが平野部は雪なし。
スキー場が潤いつつ快適な冬っていうのは最高ですわ。
本は売れないけど。

image.jpg

そんな感じで坂東眞砂子の伝奇ホラーも一区切り。蛇鏡です。
四国から一転して奈良が舞台。
相変わらず大人の女性が大人な感じでエロいことするお話ですが
どっちかというと古代文明がテーマでこれまでの作品の中でも1番スケールが大きい気がする。
でも地味なんですよね。
ストーリーは家の蔵で見つけた古代の鏡が実は、みたいな。
ありきたりな展開を土着の蛇神信仰と、姉の自殺、近所に住む車椅子の美少女とか絡めて奥行きを出すあたりはさすがにといったところ。
主人公の男女の三角関係も当然のようにあります。
個人的には坂東作品の主人公で1番感情移入しづらかった。こういう強烈な女性は苦手ですわ。
あと、奈良だからか、あんまり臭ってくるような土着の恐怖が感じられなかった。やっぱり都会だからかな。
でも、信心深い神主が蛇神の祟りを鎮めるために猫を生贄に殺すシーンはすげぇ生々しかったです。
やっぱり実体験に基づいてるのかな。
あと、爺さんによる少女への猥褻シーンはなんだったんだろ。
個人的に完成度は高いと思うし、1番展開が読めなかったです。

こうして並べると狗神だけがイレギュラーな気がします。
残りは、嵐の前夜みたいな淡々とした描写の積み重ねがキモというか。
でも蟲はやっぱり、他3作に劣るかなぁ。



あと、お知らせというか次回作は4月上旬のつもりでいましたが、表紙の写真撮影が4月下旬になることが確定したんで、やっぱり最短でもゴールデンウイークのリリースになりそうです。
その分、中身は充実させられると思います。
ラベル:伝奇 ホラー
posted by ヤマダマコト at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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