2015年03月01日

ヤマダさんと行くぶらり新津旅4禁断の食レポ編

まち歩きやるなら食レポをやれというありがたい言葉を頂いたのでやってみます。
とは言うものの、新津市街地ですからね。
ベッドタウンだからか、キャバクラやスナック以外の飲食店が育たないんですよ。90年代に宅配ピザ大手がこぞって進出し、あっという間に退散した不毛の地。
不味い店ならいくらでも紹介できるんですけどね。
そもそも日曜日定休とか多いです。
ベッドタウンなんで週末は新潟の方に行っちゃうんですね。あとイオンはじめ郊外の大型チェーンとか。
ここら辺は地方都市全体の悩みでしょう。加茂市みたいに行政が大型店の出店規制すればいいんでしょうけど、あれは劇薬だしなぁ、という。

で色々考えて駆けつけたのが新津駅前の多良富久食堂。
image.jpgimage.jpg

たしかJR団地の方は親戚の店だったかな。
ちなみに斜向かいのちょっと先にはピンサロ「クラウン」があって夕方はポン引きのおっちゃんが立ってたりする店。
ラーメン店ではあるんですが、田舎らしく食堂や飲み屋を兼ねているというか、土地柄、飲んだあとに立ち寄ることが多いです。でも、こういう店も街の衰退と合わせて減少傾向なんですよね。
ここはその中でも古参店なんですね。
土曜日の昼に行きましたが、「ウチのじいちゃんがここのラーメン好きだったんだよねぇ」と話す婆ちゃんたちがおりました。
本当に地元民向けにひっそりやってる店です。メニューも夜のつまみ系からご飯ものに麺類といかにも食堂といった感じ。むしろ夜の酒メインなんだろうなと思います。
たまに行くと夜は混んでますし。
で、肝心の味は「中の上」というかね。いや美味しいんですよ。癖もなくて、どれを選んでも食べやすい。昔ながらの地域に愛されている優しい味。こういう店は貴重です。
でも割とラーメンの味がブレる。たまにしょっぱい
あとシーズン中は巨人戦がテレビで観れる可能性が高い。店主がファンなのかな。
でも、ぶっちゃけ、ここより美味しいお店はたくさんあるし知ってます。
だけどあえて書くのは好きだからなんですね。美味しいと好きは違うでしょ、っていう。
子どもの頃から食べていて成人式の日も友人と食べに行った記憶があるし。昔はジャンボラーメン完食すると店に名前が張り出されたんですよ。私には無縁だったけど。
仕事柄、新津で取材したあとに顔なじみの同業者に「新津で美味い店ない?」と聞かれることがあります。
そういう時には「だったら新津より五泉や中央区の方がいい店いっぱいありますよ。なんとか製作所とか」って答えたりするんですが、最後に「個人的に駅前の多良富久いいと思いますけどね」と、ちょい照れながら付け加える、そんなお店です。
でたまに行って「しょっぱくね?」っていう。

ほかにもないわけじゃないですよ。例えば新津商工会議所青年部の駄菓子屋C57の近くの洋食屋「キッチンK」もいい。
平日昼は郵便局員や駅員の溜まり場と化してますが、とにかく良い仕事をする店。飲食店の厨房経験者なら、揚げ物のパン粉付の精度やハンバーグのコストに驚かれると思われます。東京や横浜でもあんまりいないですよ。技術のある洋食屋さんって。メニューが飛び抜けて面白いわけでもなく、昨今の安いファミレスほどリーズナブルではないですが、誠意ある仕事をやってくれる良心的なお店であります。

ちなみに新津を舞台にした拙作「団地のナナコさん」に出てきた郵便局裏の洋食屋のイメージはこのお店です。あの時代も営業していたはずです。
posted by ヤマダマコト at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 新潟ローカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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