2016年10月12日

もうすぐ新作「金色天化」でるばい

なんというか新作「金色天化(きんいろてんげ)」もようやく推敲が終わり、週末には表紙もできて、校正に入ろうかという感じです。

今回の出来栄えは、「テーブルの上のスカイラーク」の時とは違った意味で、もやもやしています。スカイラークは、そもそも、このテイストが受け入れられるのかという懸念でしたが、今回はちょっと違う。なんというか、すごく迷う部分が多かった。
今作はミステリを軸にジュブナイルだったりラノベだったり、あるいは少年マンガのテイストを目一杯取り込んだ、夏居さんの「PS03」みたいなものを書こうとしたんですが、とにかくさじ加減で苦戦した印象があります。
たとえば、推理系ミステリなら、序盤に読者の興味を引く形で謎を提示するんですが、今回はヒーロー物であることを大事にしたかったので、初稿ではその部分をすっ飛ばして、ヒーロー参上!的な感じにしたんです。悪くないと思ったんですが、読み返すと、これが面白くない。テンポは良いし入りやすいけれど、何か自分の求めていたものと違う。
そういうところで迷って、悩んで、修正していったんですが、最後まで最適解が見出せなかった感じが。
また、当初は主人公1人の視点で進めるつもりでしたが、ヒーローのヒーローたる部分を描こうと思うと、第三者の視点が欲しくなったりして、結局、「山彦」的な方向に進んで、ラノベっぽさがほとんどなくなったり、アクションシーンやハーレム要素のさじ加減で悩んだり。
あくまでラノベやコミック風の一般エンタメでありたい、というのが基本線なので、そのバランス取りにエネルギーを費やした感じがします。
あと、今まで、割とグロやエロは無造作に描いてきたわけですが、今回は健全な若者の物語ということでスカイラーク以上に真面目な感じにしました。そこはこだわりたかった部分。
とはいえ、やるべきことはやったと思うし。

んで、パッケージについて。kindle Unlimited(KU)のおかげで有料販売がさっぱりで、市場がKUに傾倒している以上、そこに特化すべく単体で出すつもりでしたが、ちょっと状況が流動的で、分冊も悪くないな、とか悩んでました。
ただ、手間などを考えて、やっぱり思い切って単体オンリーで攻めてみようと。
価格は390円を軸に考えています。スカイラークや山彦準拠です。
だから無料キャンペーンはできないかもです。すみません。まあ、誰も期待してないだろうし。代わりに250円セールを長めにやるつもりです。
表紙は、これから作りますが、ヒエログリフの「ラーの目」だか「ホルスの目」の意匠をどこかに入れたいな、と。作品の雰囲気にぴったりじゃないかと密かに思っていたり。
posted by ヤマダマコト at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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