2019年07月15日

Amazonプライムデーだってよ

Amazonのサイバーマンデーと並ぶ一大セール、プライム会員を対象にした48時間限定のプライムデーがスタートしました。
これを機にプライム会員になったみなさんは、「PrimeReading」をご存知でしょうか?
なんと同社の誇る世界最大の電子書籍配信サービス、kindleストアから選りすぐりの本が会員限定で読み放題になるサービスなのです。
そしてそして、拙作「山彦」、「金色天化」、「天化爛漫」がなんとその対象に選ばれているわけですこれが!
というわけで、これを機にプライム会員になったジェントルメンも、「ずっと利用してたけどkindleなんて興味がなかったわ」なんていう貴女も是非読んでいただければと思います。





とまあ、宣伝はこのくらいにして、プライムデーが始まってからその影響力の大きさを知り、本業の合間に慌ててブログ更新するオッス、おらヤマダ。
そりゃそうですよね。このタイミングでプライム入会する人はいるだろうし、「だったら退会まで色々サービスを試そう」と思うのが消費者心理ですもん。
去年は、このタイミングで選ばれていなかったから気づきませんでしたが、これは事前に準備をしておくべきだったな、と。会員限定読み放題そのものはこちらで読まれたページ数を把握はできず収入もないのですが、多くの人に読んでもらえるメリットは大きいのです。ちくしょー、出遅れた!
そんなこんなで、ぜひ、来年選ばれた人は参考にして色々盛り上げて欲しいです。
スピード命なので、この辺で。
ラベル:雑談 Amazon
posted by ヤマダマコト at 11:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

新潟のヤマダ様、税務署の説明会に行く

先日、税務署主催の記帳説明会に行ってまいりました。
やっぱアレね。開業届とか出すと税務署からお手紙が届くようになる。それで、面倒臭いんだけど、一応、聞いておいた方が良いかもしれないし出席チェックされる以上は優良納税者アピール大事だし、なんか小説のネタやらあればと行ってきた次第です。結果的にブログのネタになったんだから、まあいいか。
内容は2時間のうち前半で白色と青色の記帳説明。だいたい知ってるけど、表で記帳例があるのはありがたい。あと税務署のおっちゃんが青色申告とe-Taxをプッシュしまくってたのが印象的。
むしろメインは後半の消費税絡みで、特に10月の増税前の軽減税率のネタが中心。記帳や請求やインボイス方式についてですね。我々文筆業の中でも、KDPメインの人は特に関係なさそうな内容でした。なんというか複数税率の説明に「リポビタンDとオロナミンC」は鉄板なのね。本業も含め月1ペースで見聞きしている気がする。

それにしても、こういう説明会ってどういう人が来るんだと思って気になってウォッチングしてました。いわゆる青色申告会や法人会とは違って、意外に若い人が多い。特に女性。美容院でも開業したんかな、みたいな。あとは現役引退したお上品な感じの老夫婦や、30くらいの青年とその母親らしき人とか。あとは、「ネットビジネスしてまっせ」みたいな20代の男の子もちらほら。だいたい40人ほどでしょうか。
自動車免許更新の時の違反者講習会と真逆というか、みんなすげえ熱心に聞いてるのが面白かったです。

役に立ったかといえば微妙ですが、いい経験だったしどっかでネタになりそうだし、まあいいや。ていうか地域をテーマにした小説を書いている以上、少しずつでも地域との関わりを強めていくのは重要だと思ってるし、今後も地道に色々なとこに顔を出していきたいです。名刺とかあった方がいいのかなあ。
ラベル:雑談
posted by ヤマダマコト at 21:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月07日

東洋水産「マルちゃん正麺焼そば」を食べた話

カップ焼そばというジャンルにおいてハイエンドといえば「日清焼きそばUFO」を指す。
あまり変化が求められず、同時に「焼そば弁当」、「バゴォーン」、「ペヤング」などローカル色が強いアイテムが多い中、全国区で展開し、なおかつ年単位のマイナーチェンジを繰り返すことで時代に合わせて変化していくUFOがハイエンドになるのは必然とも言える。
とんねるずがCMをしていた頃はそこまで突出したアイテムではなかったが、90年代からどんどん進化し、途中でヤキソバン時代に袋小路に陥った感もあるが、それでも現在の地位を維持している。近年は日清の高度なフライ麺の成形技術を生かし、太麺でもちもちとした食感に加え、フライ麺特有のテクスチャを「鉄板で焼いたムラのある食感」に見立てたリアル感に職人芸が見られる。一方で独特の濃いソースは関西では人気だが、ペヤングなどに慣れた関東では敬遠する人も見られる。「全国区でハイエンド。でも味は癖が強い」。まるで我らが原巨人のようだ。

そして新元号で沸く2019年春、そのハイエンドモデルに挑戦しようというのが東洋水産の新作「マルちゃん正麺焼そば」である。
日清とマルちゃん。業界を代表する両雄の激しい戦いはカップ焼そばのみならず即席麺市場全体で昭和の時代から続いている。即席麺業界全体で見れば、先行するマルちゃんに対して、ブランド増殖戦略で追い上げ並び立つ日清という構図が目立つが、ことカップ焼そばはそうではない。マルちゃんは北海道は「焼そば弁当」、東北・北陸は「バゴォーン」、関東はじめその他地域は「昔ながらの焼そば」など主力商品をローカライズ。さらに低額大容量の「ごつ盛り」、塩焼そばのパイオニア「俺の塩」など、狂気と言えるほどのラインアップを揃えており、かの日清といえども全てに対抗商品を出せないでいるほど。何が彼らをそこまで駆り立てるのか。それはカップ焼そばファンの七不思議に数えられている。

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そしてこの「マルちゃん正麺焼そば」は、端的に言えば同社が袋麺の市場刷新を果たしたマルちゃん正麺ブランドを冠したノンフライのカップ焼そばである。すでにカップラーメン、袋麺では珍しくないノンフライだが、カップ焼そばではあまり見られなかった。思い出すのは遥か昔、鳴り物入りで発売された南国ソースの「ラ王焼きそば」だろうか。生麺を売りにしたのだがソースが微妙だった。というか、正直まともに食べられる代物ではなかった。
以来、抜本的な進化はなくせいぜい一平ちゃんの「マヨビーム」やUFOの「ターボ湯切り」、あるいは日清やエースコックの独自の麺成形程度しか発展のない保守的なマーケットであったカップ焼そば業界に久しぶりに出てきた新機軸ということで、老化でカップ焼そば道楽から足を洗っていた私も久しぶりに喫食しレビューしてみた次第である。

さて、このマルちゃん正麺焼そばであるがパッケージの円型トレーが目を引く。どうみてもUFOを意識している。あるいはブランドのアイコンなのかもしれない。
それにトレーの深さも印象的だ。エースコックの「JANJAN」の縦置き並みに深い。これはノンフライ麺ゆえだろう。フライ麺と違い麺の吸水に劣るため待ち時間を5分使うのだが、加えて、より大容量のお湯で温度を保持する必要があるのかもしれない。ついでに湯切り穴も大きい。それは湯の量から逆算したと思われる。もちろん、「この穴で問題ない」と自信が持てる具材や麺のサイズなのだろう。麺も平打ちでさほど太くない。これも加熱効率を考えた結果に見える。これらの仕様から、長きに渡りノンフライ麺のカップ焼そばが市場に登場しなかった理由が垣間見えるし、今回、東洋水産の開発者が相当な試行錯誤があったことを伺わせる。この辺の感覚は初めて電気自動車を運転した時の感動に似ている。「ああモーターなんだ」という感じ。ある意味でSF的だとも言える。

パッケージについては液体ソースと粉末ソースの併用型で、同社の「昔ながら〜」でお馴染みのスタイル。ただ、味付けはまったく異なる。あまりマルちゃんらしくない、それこそUFOやエースコックの「甲子園焼そば」に近いまさに関西風味の濃厚ソースである。しかしマイルドで酸味は抑えめで、UFOほどピーキーな仕様ではない。また粉末ソースを導入したのは、ノンフライ麺ゆえにも思える。テクスチャがツルツルしたノンフライ麺はソースが絡みにくい。そのための平打ち+粉末ソースなのではないか。
全体に味は良い。かなりレベルが高い。もちもちとした食感はこれまでのカップ焼そばにはなかったもので、つるりとした舌触りもノンフライの特性をうまく生かしている。味付けもさすがだし、懸念されたソースの絡みも決して悪くない。「カップ焼そばとしては」画期的な美味しさだと思う。

ただ、難点もないわけではなくて、ノンフライゆえのつるみが焼そばとしては微妙な違和感になっている。これはこれで美味しいし、カップ焼そばにおける「焼そばの再現性」を重視しなければ問題にはならないが、私はそこを意識した途端に改めてUFOの凄みを思い知らされてしまった。
UFOはいわゆるフライ麺である。ただ、日清という会社は麺に対する開発には余念がなく、近年は太いストレート麺で3分待ちでもしっかりもちもち感を生み出す製品を次々とリリースしている。UFOもしかり。以前の「ラ王」など生麺商品では「麺の水分勾配の差異による2層構造」でつるみとコシの両立を実現させていたが、おそらくフライ麺ではフライ時の脱水で生じる麺の孔のでき方を意識しているようだ。
フライ麺は高温の油の中で麺から水分が抜けたあとの孔からお湯を吸い麺に戻る。その表面の孔の大きさによってテクスチャの性質は変わり、食感やソースの食い込みが変わる。
そしてUFOの場合は、そのテクスチャが非常に優れている。先に述べた通り、まさに鉄板で焼いた麺に近づけようとする姿勢がうかがえる。
その点で、今回の「マルちゃん正麺焼そば」はやや遅れをとっている。結果的にカップ焼そばとしては画期的だが、「冷凍食品やチルド食品にありそうな焼そば」になってしまった感がある。
繰り返しになるが、商品のクオリティは高い。味は上々だ。ボリュームもそれなりにあるのにノンフライなので胃もたれが少ないのもポイントが高い。食べ盛りを過ぎ健康が気になるおっさん世代にはありがたいことだろう。UFOよりこちらを気に入る人も多いと思う。価格は高めだが、比較的カロリーが低いのも女性中心に訴求力があるように思う。



さて、結論としてこの商品が市場にどれだけのインパクトを与えるのか。
実際のところ、さほど期待はできない。ノンフライや比較的低カロリーなおかげでマーケットに風を起こす可能性もあるが、一方で、カップ焼そばユーザーはおおむね保守的であり「変わらない」ことを求める。当然だろう。そもそも多くのユーザーが年間で食べる頻度はたかが知れている。「たまにペヤングでも食べてみるか」てなもので、求めるのは「いつもの味」なのだ。結果、変わり種はいつの時代も淘汰されていく。確信犯に「チョコレート味」が出てくるのも、その保守性の裏返しなのである。ゆえに、この商品単体でのイノベーションは難しいだろう。バリエーションを増やすだけでも弱い。
しかし、今までの業界の流れからすると、そう遠くない時期に日清食品がノンフライの対抗アイテムを出してくる可能性が高い。それが新型UFOなのか「新・ラ王焼そば」なのか、あるいは新ブランドなのかはわからない。その2社の競合こそ、もしかしたらカップ焼そば市場に新たな扉を開く可能性は十分にありうるし、そう願うものである。
以上。
posted by ヤマダマコト at 19:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする