2018年11月21日

新作の話とかいろいろ

とりあえず新作の話。
今書いている「月の女神に、希望の歌を」については、寝かせる前に推敲していたんですが、そこでちょっと時間が余計にかかってしまったものの、ようやく作業終了。
時間のかかった要因として、舞台となる場所と時間軸において矛盾というか見落としがあったんですね。ちょうど舞台の一つとなる平成5年夏の旧月潟村で起きた大きなイベントを失念していたために描写がないのは不自然に感じ、ちょっと書き直しました。
あとは全体を通じて、もうちょっと尺がないと唐突な感じがする部分があったので、気の利いたエピソードを加筆してバランスを整えてみたり。突貫だけど上手くハマったと思う。この手の恋愛小説は、プロット上では無駄と思えるエピソードや描写が実は感情移入の後押しをすることがあるんですが、まさにそうなってほしい。
年明けにまた推敲を進めていくので、まだボリュームも不透明ですが、現時点で「ユイカ」の1割増しくらいで、もう少し増えそう。手軽な長編として楽しんでもらえれば。値段も260円くらいを考えています。

自分としては悪くないと思います。らしくない作品だけど、私がロマンスを書けばこうなるだろう、と思うし。ミステリとしては弱めだしファンタジー要素も最低限ですが、たまにはそういうものもいいだろうと。
内容としては、中学時代に幼馴染の女の子を通り魔事件で亡くした少年が、喪失感を抱えたまま27歳で里帰りする物語です。そこから意外な出会いがあったりする展開。
この間、リミックスにも参加していた王木亡一朗さんの「ロスト・イン・カンヴァセイション」をパク、いや影響を受けてある意味で勝手にリミックスしたというか、なんというか。あれは前回の「このセルパブ」で1位に投票しましたが、本当に面白かったし悔しかった。だから、こうチャレンジしたかったんですよね。同じ出発点から全く異なる自分ならではの物語を書いたらどうだろうか、というか自分の立ち位置みたいなものを明確しておきたかったというか。
それで、去年、「魚(いよ)」のカップリングで「はるかぜ」を書いた時に、もう一つのプランとして用意していたんですが、短編向きではなかったんです。それで長編用のアイデアとして温めていて、今回執筆に至った運びであります。だからヤマダ版「ロスト・イン・カンヴァセイション」に加えて「はるかぜ」の姉妹作と見ると納得してもらえる部分が多いかも。舞台としての病院の扱い方とか。
あとは、どこか「団地のナナコさん」や「アサギマダラ」のリベンジ的な部分もあるかもしれない。ヒロインの設定はすごくよく似ているし、今回も同じようなしんどい境遇に陥るわけですが、これまでみたいに投げっぱなしでは終わらなかったというか、ハッピーエンドかどうかは分からないけど、ちゃんと救いは与えられたんじゃないかと思っています。

ようやくひと段落したので、来年発表する短編や長編のプロット作成に取り掛かろうかと思っています。ちょっと予定より1週間ほど遅れていますが、スケジュール感には大きな差はない感じです。



そうそう、例のリミックス本「MashUp!セルパブミックステープvol.1」はランキング見るにセールス好調のようです。今年最後の発表作品収録本なんで是非是非。
posted by ヤマダマコト at 16:11| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月10日

なんやかんやで例のリミックス本が出ます

つーわけで、すでに隙間社&王木亡一朗さんが精力的にPRしているリミックス本「MashUp! セルパブミックステープvol.1」でございます、ハイ。
中身については、ランディングページがこちらにあるので、詳しくはチェックしてもらえれば。発売は15日で、無料キャンペーンもあります。

https://sites.google.com/view/mushup-vol1/

あれっすね。私ならめんどくさくて絶対に作らないやつ。
個々の作品についてはリリース後に紹介していくとして、要するに、それぞれの作品をリミックスしあう趣向でございます。そのリミックスの定義も人それぞれで、切り口の違いを楽しんでもらえればと思います。
一応、全部目を通していますが、どれも面白いです。ここら辺は大安定というか、読めばわかるはず。
私自身は、最初は相当苦戦するかな、と思ったんですが、先に原型があって、それを色々アレンジしながら自分の新作に仕上げていくのは、割とスムーズに進められてびっくりしました。
今年は、自分のところでの短編はリリースしていないので、ぜひ、代わりに楽しんでもらえれば幸いです。
私の今年最後の発表作品でもあるので、無料キャンペーンの機会にでも落として、年末年始の暇つぶしにしてもらっても良いと思います。

なお表紙は、セルパブ界で色々暗躍しているスーパーマルチな波野發作さん。写真がかなり凝っていてすごいですね。実は私も似たようなことを考えてたんですけどね。先を越された以上、私がやるとしたらヌードモデルさんに本でビーチク隠してもらうしかねえな、と。やらないと思うけど。

というかアレですね。この企画って、お互いに人間的にも実力的にも信頼がないと成り立たないものだと思うんですよ。人に自分の作品を預けるのもそうだし、預けられる方も「これなら納得してくれるはず」という信頼がないとうまくいかない。
その昔、某ヘリべ氏が、ある企画を立てた時に「面白いヤツが面白いことをやる。そうでないといけない」と、ある意味、すごくクローズドで独善的な発言をしたことがあるんですが、私は同意してたんです。急速にセルパブが広がり続ける中でブランディングを考えていくにあたり、それはとても必要なことだと思いました。
そういう意味で、今回のリミックス本にもそれは通ずるものがあるな、と。面白いヤツかどうかは別として、お互いに創作の面で信用のおける人間同士でしかできない企画ということで、セルパブとしては画期的な本になるんじゃないかと。
posted by ヤマダマコト at 19:56| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

無理矢理ブログを更新してみる

さて、何を書こうか。
みたいな。というかKDPだけだと話題がないのよ。
最近、休みの日に安いイナダとかの柵を買ってきて刺身切る練習をしてるとか、そんな話題はみんな楽しくないでしょう?
ていうかハマチとイナダの違いって何よ。イナダ美味しいけどさ。ブリよりぎとぎとしてないからお刺身超美味いやんけ。

まあいいっす。うん。あれね、隙間社さんとこから出る例のリミックス本がリリースされれば、きっと話題もいろいろあるだろうし。あと、今は色々と投票企画があるんで、そっちに影響を与えないように(いや、まったく影響力のあるブログじゃないけど、あとで八つ当たりされても困るし)KDP本のレビューは控えてるんですが、そういうのもぼちぼち解禁していきたいし。

リミックス本については、まあ、一通りの原稿に目を通してます。そもそもリミックスの概念すら人によって違うのですごく面白い。まあ、あれですよ。このメンツなら間違いないですわ。その辺はおいおい。

んで新作「月の女神に、希望の歌を」については順調です。11月中旬には初稿が上がるはず。2019年最初の作品になると思います。
ちなみに今回の表紙は、「風、めぐりくる」のなかしまなぎささんにお願いしています。これはもう既定路線というか、そもそもの企画の時点から「なかしまさんの表紙にふさわしい作品」というコンセプトがあって、作品全体のテーマとして水色や青色をイメージしてたり。
「風、めぐりくる」は特に女性にウケてる感があって、しかも私の短編の中ではもっとも割高なのにもっとも売れているのは、なかしまさんの力以外の何物でもないと思ってるんです。



で、去年の夏頃から、どこかのタイミングでなかしまさんを表紙に起用した恋愛+ミステリを書いてみたかったんですよ。
私の作品って、特に長編は、肉料理的なヘビーなものが多いので、そうではないものを書いてみたかった。その旗印という意味では、なかしまさんだろうと。私も、あのイラスト群にふさわしい小説を目指せば、必然的に今までの自分とは違う作品に仕上がる気がするし。
そういう意味では出来上がりが楽しみであります。
以上。
posted by ヤマダマコト at 22:09| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする