2020年06月27日

今後書く「海彦」について

表題の通り、少し考えて「海彦」のプロット組み始めました。正直、予定としては来年以降だったし、執筆しても情報は出さずにリリース間際で「タイトルは海彦で」とサプライズ発表するつもりでしたが、なんだか書きたい気持ちが大きくなってきたので、選挙小説リリース後はこいつで行こうと。
なによりUSBメモリーの洗濯騒動で数日空白の時間ができてしまったので。何もしないのは落ち着かないですしね。
それにようやく取材できそうだし、舞台も2020年夏にしたいし。なにより自分の気持ち的にタイミングはここだな、と。
まだ春に勇魚神を出したばかりでなんかタイトルも被るんですけどね。正直、あのクラスの物量を続けるのはつらいけど、書きたい気持ちの方が上回っている感じ。
まあ、プロットができればボリュームも見えてくるし、リリースタイミングも見えてくるけど、まだそこまではいかないだろうと。

ちなみに舞台は岩船郡の粟島浦村がメインで、異界往還モノの要素が強め。ラノベ的な異世界転生っぽい流れも取り込んでみたいな、と。どこまでできるかわからないし、そのパートだけ別に異世界ファンタジーとして構築するかもですが。
「山彦」は山の民である「ヤツカハギ」の物語でしたが、今回は死の世界のほとりにある隠れ里というか仙郷「維縵(ゆいまん)」にまつわる物語的な感じです。「ニライカナイ」とか「根の国」とか「バイストンウェル」的なアレっす。
その辺のディテールは結構、自分らしい解釈にしていきたいな、と。他のファンタジーではあまり見ないような世界観を示せれば良いな、と。

テーマ的には、山彦は「サンカ小説を書く」という明確なものでしたが、今回はちょっと違うかも。同じようなディテールにこだわった伝奇ホラーファンタジーではあるんですけどね。
勇魚神とも違います。あっちは、「新津」というまちを描くことに重点を置いたのですが、今回はそういうわけでもないです。
山彦みたいな社会科学的なSFというわけでもなく。そういう意味ではスケールの大きさを除けば王道の伝奇ファンタジーになるんじゃないかな、と。
割とドロドロした恋愛要素とか復讐劇が絡む感じで、ある意味でこのジャンルの王道かもしれない。

そこがネックで、やっぱりタイトルからして「山彦」の続編かと思われるかもしれないのが1番怖いです。タイトルを合わせた同じ伝奇ホラーファンタジーという共通点しかないですし。
読んでくれた方のご期待に添えるかどうか。



なお、山彦はこちらから。上巻はPrimeReading対象です。
posted by ヤマダマコト at 18:07| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

なんとなく近況


新作について2度目の改稿やっています。
おかげで予定より1週間程度遅れる見込みです。
こう書き進めていって、致命的に不足していたものは出てくるんですよ。これはあかんな、と。
テーマがサンカだろうが卓球だろうが選挙だろうが、ホラーだろうがミステリだろうがロマンスだろうが、やっぱりエンタメ小説の基本って人間ドラマだと思うんですが、その部分がとても弱かったんですね。
最初の改稿でもそこを強化したんですが、折り返しまで書いたところで、まだ足りてないことが分かったんですよ。で、チマチマ加筆しつつ削る部分をガシガシ削っています。
なんで進んでるんだか遅れてるんだか分からなくなっています。
でも投げ出すつもりはないですし、極力予定通りに出せるように頑張ってます。

とまあ、真面目に小説の話をしつつ、ゼノブレイドDEもちゃんとやってます。そろそろ中盤に差し掛かったところ。あと80時間くらいでクリアできそう。お盆休みもあるし追加シナリオ含めて8月中には終わるんだろうな。

あと近況としては、最近、小説と別のところでお知り合いになった漫画家の竹井友輝さんの個人ギャラリー「漆マンガギャラリー」にお邪魔してきました。

https://yu-ki9.wixsite.com/urushi-manga

漆で描くマンガがすごく良かった。作品点数は多くないですがスケールがでかくて見どころは十分。写真とか撮ってくれば良かったかしら。
新潟市を拠点を活躍されている方で、今後、どこかで一緒に仕事ができればいいな、と思っています。
ていうか、もっと地域の色々な人を巻き込んでいきたいな、という気持ちが最近は強いです。私なりのセルパブに対するスタンスと言いますか。

んなもんかなあ。梅雨ですが地道に頑張るしか。

ラベル:雑談 セルパブ
posted by ヤマダマコト at 18:44| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月18日

短編全集2015-2019出ました

久しぶりの更新となりましたヤマダです。
にしても、緊急事態宣言が全国に拡大ですか。新潟県については感染者が多くない上にある程度、追跡がうまくいっているせいか、そこまで緊急事態という雰囲気ではないんですよね。学校とかは休校になりそうですけど。
仕事については変わりなく。私個人としては休んでもいいし休まなくてもいいな、と。割と外部とのやりとりも多くてリモートというわけにはいかないですし。

そんな中で表題の通り、以前から告知していた新潟文楽工房5周年企画の〆となる短編全集「STAR STORIES」をリリースさせていただきました。



この表紙については、「テーブルの上のスカイラーク」、「ヤルダバオートの聖域」、「勇魚神」をお願いしたRangerさんによるものです。これまでのイラストとかなり毛色が違うんですが、今回も勇魚神と同じく私の方でイメージについて色々方針を出させていただきました。テーマは「本のある風景」とかだったと思うんですが、「タイトルなど文字系をアルファベットとアラビア数字で統一して洋書風にしたい」という希望があったのでそういうリクエストを色々。アメリカのSF誌「Amazing Stories」の古き良き時代のやつみたいなレトロ感が欲しかったんですよ。
とにかく小ネタがいっぱいのクールな表紙で、私の作品のモチーフからペヤングまでいろいろあるという。
ちなみに一番目立つメカ魚は、私が、「新潟県立自然科学館のエントランスにある造形作家・井村隆さんのオブジェが好き」と伝えたから入れてくれたんだろうな、と。新潟の人なら分かると思います。あのオブジェというか、自然科学館そのものが子どものころからすごく好きで、SFとかファンタジーとかの空想の原点になっているんですよ。最近は小さい子の遠足コースになって通路に子どものお弁当スペースができたり、かつてのSF感とかデザイン的な美しさがどんどん失われているのは悲しいですが、それでもすごく好きな施設だったりします。プラネタリウムもあるし。

中身については事前のアナウンス通り、「ピーカブー!」、「怪物少女フォーエヴァー」、「風、めぐりくる」、「魚(いよ)」、「青春SPOOKY!」収録の10作に加え、隙間社レーベルから出たリミックス「MashUp! セルパブミックステープvol.1」で発表した2作品を追加。さらに同本でご一緒した隙間社さん、王木亡一朗さんも特別寄稿してくださり、5周年にふさわしいゴージャス仕様になったんじゃないかと思います。
基本的にこの本だけの新作などはありませんが、各作品について全部読み直して手を入れてあります。若干、リーダビリティを向上させたほか、印象的なフレーズを変えたりしているところもあるので作品によっては印象が違うかもしれない。
読み返して思うのは、「鳥葬」とか意外に頑張ってたな、とか。自分でもディテールは忘れていることが多くて、読んでみて気づくことが多かったです。やけに「川」が舞台になっているやつが多いとかね。

そんな感じで、興味がある方はぜひ。自宅にいる間に新潟気分を味わっていただければと思います。



なお、隙間社さんのリミックス本はこちらからよろしくです!
posted by ヤマダマコト at 15:51| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする