2015年06月21日

ヤマダさんと行くぶらり県央の旅1★大河津分水路編

久しぶりのまち歩きネタ。
途中で、ほかのKDP本レビューとか挟みつつ、ダラダラ進むと思われます。
拙作・山彦に登場した舞台を中心に雰囲気を掴んでいただければ幸いです。

最初は大河津分水からかなーという。たしか 本編の最初はここでした。
現在は燕市です。ちょうど長岡市と燕市を隔てるのが、この分水路。対岸は角上魚類なんかで有名な寺泊。夏になれば長野の人がたくさん遊びに来ます。

県外の人に説明しておくと越後平易を流れる信濃川の余計な水量を海に流そうというバイパスですね。
海からもかなり近いです。
作られたのは戦前で「東洋のパナマ運河」とも呼ばれる一大事業でした。これおかげで、長岡市より下流の信濃川は、日本一長い川とは思えないほど、すごく水量が少なく穏やかな川になりました。戦国時代の中之口川や大河津以降に造られた関屋分水のおかげもありますけれど。
構造としては、信濃川の洗堰と分水の可動堰の2つの堰で水量を管理できるのがポイント。最近、建て替えられた可動堰は日本最大のラジアルゲート採用構造物ということで、その手のマニア垂涎らしいという。

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これが新可動堰。

久しぶりに来たら広々して気持ち良かったです。随分と整備された印象です。

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で、この大河津資料館もここです。実際に分水掘削工事のときの写真やミノなんかがしっかり展示されています。
実は山彦が改稿前「風の外道丸」というタイトルだった頃は、この工事のシーンがあったんです。明治大正工事の描写に加え、現在の殉職者慰霊碑に刻まれた名前を2つほど捏造していたんですが、ちょい不謹慎かな、と思ったのと主要キャラの改変で作品に方向性が変わって削除という。
内部は撮影禁止ですが屋上には出られました。

あとは公園だったり国土交通省の出先事務所があったりするとこ。私は小4の遠足で来ました。ここと良寛史料館と国上寺を巡った記憶が。

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このほか、上の旧可動堰の一部みたいに、戦前の建造物モニュメントとして残ってたりするので、好きな人は好きかも。
とくにダム愛好家とか好きそう。
それに春は桜の名所で、4月下旬が見頃なんですよね。
もちろん、すべて入場無料。洗堰の魚道観察室も淡水魚ファンなら楽しめるかも。
っていうか、なんか観光案内みたいだな。次回以降はサブカルネタ盛り込むんで、今回はご勘弁を。



というわけで、大河津分水が出てくる「平成のサンカ小説」売ってます。
スマホタブ、PCでも読めます。
posted by ヤマダマコト at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 新潟ローカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

NGT48とかBRTとかローカルネタあれこれ

たまにはローカルネタ。
あんまりネタが。そろそろ本のレビューとかもしたいんですが、考えがまとまらない。

なんとなく新潟市の新交通システムBRTの試運転が報道されてますが、どうなんでしょうね。
以前にも書いたように、新潟市の中心市街地は主要な公共施設が拡散。しかも路面電車を20年以上前に廃止。政令指定都市で唯一、JR以外の電車がなくマイカーがなければ生活しにくい欠陥都市です、間違いなく。整備できているのはバイパスばっか。
しかもサッカーや野球の試合の前後には、郊外の基幹病院があるエリアは渋滞で一時麻痺するダメっぷり。
そんな中でコスパの良い公共交通として導入するBRTですが、どうなんだろ?
新潟の場合は信号や交差点を最適化しないようなので盛岡みたいにうまくいかない気がするんですよね。

んで、もう一つはNGT48の劇場が万代という。以前に駅南を予想してたんですが、こっちは完全に意表を突かれた形。
普通に考えれば開発が進み、駅からのアクセス性抜群の駅南か、篠田市政が活性化に力を入れる古町かなと思ってました。古町はBRTとの合わせ技という見方も出来た。
その中で万代エリアっすか。スポンサーというか業界的にはデベロッパーらしいですが、 やはり、その意向なんでしょう。
すげえ中途半端だと思ってたんですが、よくよく考えてみれば駅から10分な上に、なにより高速バスターミナルが万代にあるんですよ。何気にでかい。
どう考えても地元客だけでは商売にならない。県外客といっても上越新幹線で関東方面からの集客は期待できても、それ以外の関西や北陸、東北の都市圏からはJRでは来にくい。そうなると、高速バスは結構重要なんではないかと思います。
あと万代はローカルのテレビ局とかも近く、やや停滞感があるとはいえ、南口より開発が進んでいるのも事実なわけで、意外に悪くないのかもしれません。
個人的にアイドルは興味ないですが、少しでも地域経済の活性化になってもらえれば、とは思います。
東京は分かりませんが、地方経済はかなりヤバイ状況が続いてますし。



あんまり売れてないんですけど、暇つぶしによかったら
ラベル:ngt 新潟 ローカル
posted by ヤマダマコト at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 新潟ローカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月01日

ヤマダさんと行くぶらり新津旅4禁断の食レポ編

まち歩きやるなら食レポをやれというありがたい言葉を頂いたのでやってみます。
とは言うものの、新津市街地ですからね。
ベッドタウンだからか、キャバクラやスナック以外の飲食店が育たないんですよ。90年代に宅配ピザ大手がこぞって進出し、あっという間に退散した不毛の地。
不味い店ならいくらでも紹介できるんですけどね。
そもそも日曜日定休とか多いです。
ベッドタウンなんで週末は新潟の方に行っちゃうんですね。あとイオンはじめ郊外の大型チェーンとか。
ここら辺は地方都市全体の悩みでしょう。加茂市みたいに行政が大型店の出店規制すればいいんでしょうけど、あれは劇薬だしなぁ、という。

で色々考えて駆けつけたのが新津駅前の多良富久食堂。
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たしかJR団地の方は親戚の店だったかな。
ちなみに斜向かいのちょっと先にはピンサロ「クラウン」があって夕方はポン引きのおっちゃんが立ってたりする店。
ラーメン店ではあるんですが、田舎らしく食堂や飲み屋を兼ねているというか、土地柄、飲んだあとに立ち寄ることが多いです。でも、こういう店も街の衰退と合わせて減少傾向なんですよね。
ここはその中でも古参店なんですね。
土曜日の昼に行きましたが、「ウチのじいちゃんがここのラーメン好きだったんだよねぇ」と話す婆ちゃんたちがおりました。
本当に地元民向けにひっそりやってる店です。メニューも夜のつまみ系からご飯ものに麺類といかにも食堂といった感じ。むしろ夜の酒メインなんだろうなと思います。
たまに行くと夜は混んでますし。
で、肝心の味は「中の上」というかね。いや美味しいんですよ。癖もなくて、どれを選んでも食べやすい。昔ながらの地域に愛されている優しい味。こういう店は貴重です。
でも割とラーメンの味がブレる。たまにしょっぱい
あとシーズン中は巨人戦がテレビで観れる可能性が高い。店主がファンなのかな。
でも、ぶっちゃけ、ここより美味しいお店はたくさんあるし知ってます。
だけどあえて書くのは好きだからなんですね。美味しいと好きは違うでしょ、っていう。
子どもの頃から食べていて成人式の日も友人と食べに行った記憶があるし。昔はジャンボラーメン完食すると店に名前が張り出されたんですよ。私には無縁だったけど。
仕事柄、新津で取材したあとに顔なじみの同業者に「新津で美味い店ない?」と聞かれることがあります。
そういう時には「だったら新津より五泉や中央区の方がいい店いっぱいありますよ。なんとか製作所とか」って答えたりするんですが、最後に「個人的に駅前の多良富久いいと思いますけどね」と、ちょい照れながら付け加える、そんなお店です。
でたまに行って「しょっぱくね?」っていう。

ほかにもないわけじゃないですよ。例えば新津商工会議所青年部の駄菓子屋C57の近くの洋食屋「キッチンK」もいい。
平日昼は郵便局員や駅員の溜まり場と化してますが、とにかく良い仕事をする店。飲食店の厨房経験者なら、揚げ物のパン粉付の精度やハンバーグのコストに驚かれると思われます。東京や横浜でもあんまりいないですよ。技術のある洋食屋さんって。メニューが飛び抜けて面白いわけでもなく、昨今の安いファミレスほどリーズナブルではないですが、誠意ある仕事をやってくれる良心的なお店であります。

ちなみに新津を舞台にした拙作「団地のナナコさん」に出てきた郵便局裏の洋食屋のイメージはこのお店です。あの時代も営業していたはずです。
posted by ヤマダマコト at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 新潟ローカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする