2020年07月14日

新作「うちの親、出馬するらしい。」について


というわけで更新です。
新作「うちの親、出馬するらしい。」についてはここに来てペースを上げて書いています。ゴールが見えりゃ駄馬でも走る、的な感じです。
とはいえ初稿が上がるのは今月末になりそうです。でリリースは8月下旬。ボリュームは「テーブルの上のスカイラーク」程度になりそうで、価格もそのあたりに落ち着きそうです。
どうにかこうにか無事に作品として世に出せそうなのが何よりです。一時期はすごく心配していたんですよね。

せっかくタイトルも出たし、内容も少し具体的に紹介すると、某市長選挙に現職と新人が合わせて5人が出馬を表明。そのうちの3陣営の候補者を親に持った子どもたち3人の物語です。
選挙戦を通じて、政治や家族と向き合っていく展開。構造的にも「スカイラーク」に近いかもです。あくま傍観者の目線で見守っていく感じが。
また、そのアングル故もあるのですが、普通の選挙モノではセオリーの「争点を明示する」ことをしなかったのも特徴かも。現実の選挙の郵政民営化とか築地市場移転だとか、いわゆるワンイシューで是非を問う選挙の構図の方が読者は分かりやすいんですよ。
それが陣営の対立構造になるし、そこにスキャンダルやパフォーマンスを絡めて市民の支持の変化を混ぜ込めば、それだけでドラマが成り立つんです。
私も当初はそれをやるつもりでしたが、「候補者の子ども目線」をベースにした時に、それが不要に感じたんです。私が描きたいのは政治ではなく選挙そのものなんです。それも平凡な地方選で、候補も一般人なんです。むしろ、候補者(=親)の出馬動機をぼんやりさせた方が子ども目線では面白いんじゃないのか、と。それに、公約が噛み合わない方がリアルなんですよ。実際の地方選もそんな感じだし。
あとワンイシューだと物語の先が読まれやすいというか、わかりやすい悪役ができてしまいがちなんですよね。それも今回の作品には向かなかった理由です。

ちなみに表紙はシカクメガネさん(@goldstarbsa110)さんです。
新潟県内在住の漫画家さんで専門学校で後進に教えつつ県内の企業や団体向けの漫画なんかも描き、もちろん自作も発表するなどローカルで活躍するクリエイターさんです。
https://goldstarbsa.wixsite.com/shikakumegane
こちら参照。
こうして地域の方とコラボできるのもありがたいし、そういったこともタイミングや作風が合えば今後も積極的に取り組んでいきたいな、と思っています。



まあ、今日はそんな感じです。なお、卓球小説「テーブルの上のスカイラーク」はこちらから是非!
posted by ヤマダマコト at 23:35| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月08日

色々いろいろ

無料キャンペーンやってます!以上!



というか、さすがに有料販売より動いてないのはすごいです。まあ、何度もキャンペーンしてるしこんなもんかな、とも思いますけど。
というか、勇魚神の前にやった「怪物少女フォーエヴァー」もしょっぱかったし、今のkindleストアはそういうものなのかもしれない。

あとは進捗。
まずまず計画通りです。7割は書けているはず。
8月下旬には海彦関連がスタートするので、それまでにはリリースしないといけないな、と。
初稿書いたあとの寝かせる時間をどう活用しようか、とかも考えていますね。そんなに時間はないので、短編のプロットでも書いておこうかな、と。今書いている長編の後、海彦のリリースまで間隔が開くので繋ぎで年末頃にリリースしても良いかな、という気もします。

それとKDP関係でなかなか面白いお話がありました。商業とか映像化とかそういうのではなくて、お金は一切関わらないものですが、とても光栄だしローカルネタであることを差し引いてもセルパブでは珍しい出来事だと思う。
まだ決定ではなく、詳しいことは公表できないのが残念ですが。
私自身、「セルパブ作家のままブランディングをしていく」が当面のテーマなのですが、まさにそんな感じ。きっと、その大きな一歩になるだろうと。
それ以前に大成建設の「きっといつか、誰かの青春を乗せるから」じゃないですが、これまで縁のなかった人たちの心に残るとすれば、それが何より嬉しいことだと思います。決まれば、ですけどね。
ラベル:雑談 セルパブ
posted by ヤマダマコト at 14:21| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月06日

7日から「団地のナナコさん」無料キャンペーンします

というわけで無料キャンペーンやります!
KDP処女作の「団地のナナコさん」を7日夕方から48時間、ひっそりやらせていただきます。
特に意味はないというか、なんとなく七夕だし、みたいな。そういえばKDP1年目も7月7日に無料キャンペーンやった記憶があるし、まあ、最近、拙作を読んでくれた方もいるだろうし、という。そこら辺の観測も兼ねています。



内容は今更ですが、「1980年代の怪談」的なやつで舞台や年代など、春にリリースした長編「勇魚神」の流れを組むというか、あの作品のベースの1つになった中編です。その後、「魚(いよ)」収録の「はるかぜ」にちょっと本作を連想させるキャラを出してみたり、色々思い入れがある作品。

「このセルパブがすごい!」の第1回のインタビューでも話した気がするんですが、ソニーマガジンズの第2回ソングノベルズ大賞(だったかな)とかいう公募用に書いたものです。お題が「スピッツの楽曲」だったので、人気曲「夏の魔物」をテーマに、草野さんの歌詞からストーリーを再構築した感じです。あの死とエロスが匂うジュブナイルな世界観がとても好きで、どうにか小説にできないものかと。元々、メジャーデビュー前からスピッツが好きだったんですけど、ここまでストレートにその世界観を小説にしようと思ったのは後にも先にもないと思う。KDPだと「鳥葬その2」がそれに近いかもだけど。
あと、余談ですがこの公募にはもう1作執筆していて、そっちは「日本ラブストーリー大賞」にも送ってたりするんですよ。「タイムトラベラー」がモチーフのやつで。そっちは未だにネット上に公募時の選評が載っていて恥ずかしいので、もしもKDPで発表するとしたらタイトルも変えて中身も大幅にリニューアルすると思う。
また、「ナナコさん」は5年で表紙を2回リニューアルした本でもあります。KDP始めた頃はこれが本当に売れなかったんですよ。そこは今でも覚えてますね。赤い折れ線が跳ねた瞬間はたまんなかったっす。



そうそう「夏の魔物」と言えば、そのものズバリの本がこっちにも。同郷の王木さんの作品も面白いので是非是非。
posted by ヤマダマコト at 20:55| Comment(0) | KDP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする